nas2cloud コンボ 利用規約
第1条 (利用規約)
(1)本利用規約は、OCH株式会社(以下「当社」といいます。)が提供する「nas2cloudコンボ」サービス(以下「本サ ービス」といいます。)の利用にかかわる一切に適用されます。
(2)本サービスの利用を当社が承認した利用者(以下、「利用者」という)が、本規約の内容を承諾していることを前提としています。
(3)当社が所定の方法により利用者に通知する本サービスの説明、案内、利用上の注意等(以下「説明等」といいます。)は、名目のいかんにかかわらず本利用規約の一部を構成するものとします。
(4)当社は、当社が必要と判断した場合、当社ホームページに掲載することにより本規約を変更することができるものとし、利用者はこれを予め承諾するものとします。利用者は本規約変更後に引き続きサービスを利用することにより、変更後の本規約に同意したものとみなされます。
第2条 (利用の申込)
1. 本サービスの利用を希望する場合は、本規約の内容を承諾した上で、当社あるいは販売代理店経由で申し込むものとします。
2. 前項に際して、利用者確認およびサービス提供に必要な情報を販売代理店経由で当社に提出していただくことがあります。
第3条 (契約期間)
1. 本契約期間の開始は、Webコントロールパネルの「サポート開始」ボタンをクリックした日とします。
2. 本契約の契約期間は、利用開始日から起算して60ケ月とします。
3. 利用者は、当該契約が当社との間で直接成立し、販売代理店との間で成立するものでないことをあわせてここに確認するものとします。
第4条 (表明保証)
1. 当社および利用者は、次の各号のいずれにも該当しないことを表明し、将来にわたって次の各号のいずれにも該当しないことを確約することとします。
(1)自らまたは自らの役員(取締役、執行役または監査役)が、暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第2号)、暴力団員(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律 第2条第6号)、暴力団員でなくなった時から5年間を経過しない者、もしくはこれらに準ずる者、または暴力団もしくは暴力団員と密接な関係を有する者(以下、これらを個別にまたは総称して「暴力団員等」という。)であること
(2)自らの行う事業が、暴力団員等の支配を受けていると認められること
(3)自らの行う事業に関し、暴力団員等の威力を利用し、財産上の不当な利益を図る目的で暴力団員等を利用し、または、暴力団員等の威力を利用する目的で暴力団員等を従事させていると認められること
(4)自らが暴力団員等に対して資金を提供し、便宜を供与し、または不当に優先的に扱うなどの関与をしていると認められること
(5)本契約の履行が暴力団員等の活動を助長し、または暴力団の運営に資するものであること
2. 当社および利用者は、相手方が次の各号の一に該当するときは、何らの通知、催告を要せず即時に本契約を解除することができるものとします。
(1)第1項に違反したとき
(2)自らまたは第三者をして次に掲げる行為をしたとき
①相手方に対する暴力的な要求行為
②相手方に対する法的な責任を超えた不当な要求行為
③相手方に対する脅迫的言辞または暴力的行為
④風説を流布し、または偽計もしくは威力を用いて、相手方の信用を毀損し、または相手方の業務を妨害する行為
⑤その他前各号に準ずる行為
3. 当社および利用者は、前項の規定により本契約を解除した場合、相手方に損害が生じても、これを賠償する責を負わないものとします。
第5条 (利用者の地位の承継)
1. 利用者である法人が合併、分割、譲渡等により変更がある場合、もしくは、利用者である任意団体の代表者を変更する場合、利用者はその旨を直ちに当社に書面で通知するものとします。利用者を承継した者は利用契約に基づく一切の債務を承継するものとします。
2. 前項の届け出があった場合は、届け出のあった事実を証明する書類を当社に提出していただくことがあります。
第6条 (当社が行う利用契約の解除)
1. 当社は、第17条(提供停止)の規定により、本サービスの提供を停止された利用者が当社の指定する期間内にその停止事由を解消または是正しない場合は、その利用契約を解除できるものとします。
2. 利用者が次の各号のいずれかに該当する場合は、第17条(提供停止)および前項の規定にかかわらずその利用契約を即時解除できるものとします。
(1)自己振出した手形または小切手が不渡り処分を受ける等の支払い停止状態になった場合
(2)差押え、仮差押え、仮処分もしくは競売の申立てがあった場合、または租税滞納処分を受けた場合
(3)破産、会社更生手続開始もしくは民事再生法手続き開始の申立てがあった場合、または清算に入った場合
(4)その他財産状態が悪化し、またはそのおそれがあると認められる相当の事由がある場合
(5)第17条(提供停止)各号のいずれかの事由があり、本サービスの提供に著しく支障を及ぼすおそれがあると認められる場合
(6)第4条(表明保証)に違反したとき
(7)利用者または第三者をして次に掲げる行為をしたとき
①当社に対する暴力的な要求行為
②当社に対する法的な責任を超えた不当な要求行為
③当社に対する脅迫的言辞または暴力的行為
④風説を流布し、または偽計もしくは威力を用いて、当社の信用を毀損し、または当社の業務を妨害する行為
⑤その他①から④に準ずる行為
3. 当社は、前各項の規定により利用契約を解除しようとする場合には、利用者に解除の旨を通知もしくは催告しない場合があります。
第7条 (権利の譲渡等の制限)
1. 利用者が本サービスの提供を受ける権利等利用契約上の権利を、当社の承認なく、第三者に譲渡、貸与、質入れ等の行為をすることができません。
第8条 (第三者への請負)
1. 当社はこの利用規約に基づく業務の全部または一部を、当社の責任において利用者の承諾なしに当社の指定した第三者に再委託できるものとします。
2. 前項に基づき当社が再委託した場合の、最委託先の専任、監督ならびに再委託先の行った作業の結果については、一切当社が責任を負い、利用者には迷惑をかけないものとします。
第9条 (守秘義務)
1. 利用者および当社は、利用契約の履行に関して知り得た相手方の販売上、技術上またはその他業務上の秘密を相手方の書面による承諾なしに第三者に公表または漏洩してはならないものとします。但し、次の各号のいずれかに該当する場合はこの限りではありません。尚、本条は利用契約終了後も有効とします。
(1)相手方から開示、提供を受けた情報が既に公知の場合
(2)相手方から開示、提供を受けた情報が、自己の責によらず公知となった場合
(3)相手方から開示、提供を受けた情報を第三者に開示することにつき、相手側から事前に文書による同意を得た場合
(4)相手方から開示を受ける以前に、自らが、第三者から守秘義務を負うことなく正当に取得した場合
(5)自らが独自に開発した場合
(6)利用者のサービス利用に係る債権・債務の特定、支払いおよび回収のため必要な範囲で金融機関等に個人情報を開示する場合
(7)裁判官の発付する令状により強制処分として捜査・押収等がなされる場合
(8)法律上の照会権限を有する公的機関からの照会がなされた場合、その他法令に基づいて提供する場合
(9)緊急避難または正当防衛に該当すると当社が判断した場合
2. 当社は、利用者がファイルサーバに保存した利用者固有の情報(以下「利用者固有情報」という)を、利用者の同意なく参照、閲覧、操作して利用しません。
第10条 (サービスの提供)
1. 当社は利用者に対し、善良な管理者の注意をもってサービスを提供するものとします。
2. 本サービスの内容は、「nas2cloudコンボ サービス仕様書」(以下、「仕様書」といいます。)のとおりとします。
第11条 (技術的条件)
1. 本サービスにおける基本的な技術的条件は、仕様書のとおりとします。
第12条 (サービスの終了)
1. 当社は、本サービスを終了する場合があります。
2. 本サービスを終了する場合には、終了する1か月前までにその内容を通知します。但し、天災その他の不可抗力等の当社の責に帰すべからざる事由により、本サービスの使用が不可能となり、かつ、修復の見込みがない場合には、この限りではありません。
3. 本サービスの提供終了にあたり、クラウドバックアップデータの取り扱い(返却、削除等)については、利用者と別途協議の上、判断することとします。
第13条 (サービスの維持・管理)
1. 利用者は、本サービスの利用にあたって、当社が発行したアカウントおよびパスワード、サーバ設備、通信設備、その他本サービスに関し利用者において維持管理を要する情報、機器、ソフトウェア、システム等につき、自己の責任において適切に管理するものとし、当該管理により生じた結果(当社が発行したアカウントまたはパスワードを第三者に開示し、漏洩しまたは推知されたことにより生じた結果を含みます)につき全責任を負うものとします。
2. 当社は、利用契約が終了し、当社所定の保存期間が経過した時点で、利用者のクラウドバックアップ、個人情報または通信の秘密に属する情報等を消去するものとします。ただし、当社所定の保存期間の経過後においても、当社が法令により保存する義務を負う場合は、かかる義務の履行に必要な範囲で当該情報を保持することができるものとします。
第14条 (料金等の支払義務)
1. 本サービスの利用にあたり別途定める利用金額の料金を支払う義務を負います。
2. 第17条(提供停止)の規定により本サービスの提供が停止された場合であっても本サービスの料金については、当該サービスの提供があったものとして取り扱い、当社は既に支払われた料金等の払い戻し義務を一切負わないものとします。
第15条 (非常事態時の利用の制限)
1. 当社は、天災、事変その他の非常事態が発生し、または発生するおそれがある場合は、災害の予防もしくは救援、交通、通信もしくは電力の供給の確保または秩序の維持に必要な事項を内容とする通信、その他公共の利益のために緊急に行うことを要する通信を優先的に取り扱うため、本サービスを制限する措置を採ることがあります。なおこれにより利用者に発生した直接的・間接的な損害について、当社は第18条 (責任の制限)の定めに関わらず、一切の責任を負わないものとします。
第16条 (運用中止)
1. 当社は、次の場合には、本サービスの運用を停止することができるものとします。
(1)当社の本サービス用設備の保守、工事または障害等やむを得ない場合
(2)当社の本サービスの保守を緊急に行う場合
(3)電気通信事業者等が電気通信サービスを中止した場合
(4)当社が本サービスの運用の全部または一部を停止することが望ましいと判断した場合
(5)第15条(非常事態時の利用の制限)の規定により、本サービスの利用の制限を行う場合
2. 当社は、前項の規定により本サービスの運用を停止する場合は、あらかじめ14日前までに、その旨を直接もしくは販売会社経由で利用者に通知します。但し、緊急の場合、その他やむを得ない場合はこの限りではありません。
第17条 (提供停止)
1. 当社は、利用者が次の各号のいずれかに該当する場合は、本サービスの提供を停止することができるものとします。当該措置により、利用者が本サービスを利用できないことで被った損害について当社は一切の責を負わないものとします。
(1)本規約に違反をした場合
(2)サービスの運営を妨害又は当社の名誉もしくは信用を著しく毀損した場合
(3)当社に損害を与えた、あるいは第三者の利用者に対して支障を与えた場合
(4)本規約の基づく債務を履行しなかった場合
(5)当社あるいは第三者の著作権、商標その他の知的財産権を侵害した場合
(6)当社あるいは第三者のIDあるいはパスワードを不正に使用した場合
(7)その他利用者として不適当と当社が判断する場合
2. 当社は、前項の規定により、本サービスの提供を停止する場合は、あらかじめ、その理由、提供を停止する日および期間を利用者に通知します。但し、緊急の場合、その他やむを得ない場合はこの限りではありません。
第18条 (責任の制限)
1. 天災地変、戦争、暴動、内乱、その他の不可抗力、法令の制定・改廃、公権力による命令・処分、争議行為等当社の責に帰さない事由により生じた損害、当社の予見の有無を問わず特別の事情から生じた損害、逸失利益を含む間接損害については、当社は賠償責任を負わないものとします。
2. 電気通信事業者等の提供する電気通信役務に起因して利用者が本サービスを利用できない状態に陥った場合、当該状態に陥った利用者全員に対する損害賠償総額は、当社がかかる電気通信役務に関し当該電気通信事業者等から受領する損害賠償額を限度とし、当社は前項に準じて利用者の損害賠償の請求に応じるものとします。
3. 本利用契約に定める当社の賠償責任は、その請求原因の如何を問うことなく、利用者が現実に被った通常かつ直接の損害を限度とし、かつその損害賠償額の合計は、販売会社より当社に支払われたサービス利用料金を上限とします。
第19条 (自己責任の原則)
1. 利用者は、本サービスの利用に伴い、国内外を問わず、第三者に対して損害を与えた場合、または第三者からクレームが通知された場合は利用契約期間および利用契約解除後にかかわらず、自己の責任と費用をもって処理解決するものとします。利用者が本サービスの利用に伴い第三者から損害を受けた場合、または第三者にクレームを通知する場合においても同様とします。
2. 当社は、利用者がその故意または過失により当社に損害を被らせた場合は、利用契約期間および利用契約解除後にかかわらず、利用者に当該損害の賠償を請求することができます。
第20条 (免責)
1. 当社は、この利用規約で特に定める場合を除き、利用者が本サービスの利用に関して被った損害については、その原因の如何によらず、いかなる賠償の責任も負わないものとします。
2. 当社は、本利用規約またはサービス別規約で特に定める場合を除き、利用者が本サービスの利用に関して被った損害(本サービスの利用の不能、本サービスにより提供される機器・設備・ソフトウエアの不具合・故障、本サービスの提供の遅延、データの損壊・消失および第三者による盗用・漏洩、ウイルス・マルウェア等への感染、第三者による不正アクセス・クラッキング・セキュリティホールの悪用等による損害を含みますが、これらに限りません。以下同じ)については、債務不履行責任、不法行為責任その他の法律上の責任を問わず賠償の責任を負わないものとします。
3. 当社は、本利用規約またはサービス別規約で特別に定める場合を除き、利用者への本サービスの提供に関し、明示的であるか黙示的であるかを問わず、いかなる保証(特定目的への適合性、機能および効果の有効性、サービスの品質、脅威に対する安全性、 商品性、完全性、正確性、複製・移設等されたデータの同一性または整合性、第三者の権利の非侵害性、本サービスに基づき利用者に提供される機器および設備の正常な稼働、本サービスの定常的な提供等を含みますが、これらに限りません)も行わないものとします。
4. 利用者による本サービスの利用に関連して、第三者から損害賠償請求された場合、または第三者との間で何らかの問題が発生した場合、利用者は当社を免責するとともに、責任をもって当該第三者と対応するものとします。
5. 前項の定めにかかわらず、前項に関連して、第三者が当社に対して何らかの請求を行い、または訴訟を提起した場合、利用者は当社が当該第三者に対応するに際し、あらゆる協力を行い、可能な限り自ら対応するものとし、また当該請求、訴訟に関連して当社が被った一切の損害を賠償するものとします。
第21条 (当社の知的所有権)
1. 本サービスの提供に関連して当社が利用者に提示するソフトウエア等の物品(本規約、本サービスの取り扱いマニュアル等を含む)に関する著作権及びそれに含まれるノウハウ等の一切の知的財産権は当社に帰属するものとします。
2. 利用者は前項に付属し、以下の通り取り扱うものとします。
(ア)サービス利用目的以外に使用しないこと
(イ)複製・改変等を行わないこと
(ウ)営利目的の有無に問わず、第三者に領布・貸与・譲渡・担保設定等を行わないこと
(エ)当社又は当社の指定するものが表示した著作権表示を削除または変更しないこと
(オ)その他当社又は正当な権限を有する第三者の知的所有権を侵害しないこと
3. 本条の規定は、本サービスの契約期間終了後も効力を有するものとします。
第22条 (利用者の協力義務)
1. 当社は以下の場合、利用者に対し本契約に関する利用者の情報・資料等の提供を求めることができるものとします。この場合、利用者はそれに応じるものとします。
(ア)利用者による本契約の順守状況を調査、確認するために必要な場合
(イ)故障予防又は回復のための必要な場合
(ウ)サービス設置・保守・運用上必要な場合
(エ)その他当社が必要と判断する理由がある場合
第23条 (専属管轄裁判所)
1. 当社と利用者との間で本サービスの利用に関連して紛争が生じた場合は、那覇地方裁判所を合意上の管轄裁判所とします。
第24条 (準拠法)
1. この利用規約は、日本国の諸法令、諸規則に準拠し、同法に基づいて解釈されるものとします。
第25条 (協議)
1. この利用規約に定めがない事項および疑義が生じた事項については、利用者および当社は誠意をもって協議し円満にその解決にあたるものとします。
付則 本利用規約は、2019年11月8日より効力を有するものとします。
2019年11月8日 第1.0版
2022年4月1日 第1.1版
OCH株式会社